「英語の発音」を学ぶ時の話です。
ネイティブ講師から習ったほうがよいのか?
日本人講師から学んだ方がよいのか?
結論から言っちゃいます!
ものまねが得意な人は、
→ネイティブ講師!
ものまねが下手な人は、
→日本人講師!
ものまね芸人さんのように人の発声の真似が上手な人は、
ネイティブ講師から学びましょう!
先生の発音を聞いて、完コピ(完全にコピー)しましょう。
ネイティブ講師の発音に勝るものはありません。
人のものまねなんて上手じゃない人は、
日本人講師から学びましょう!
それはなぜか?
私がネイティブ講師から発音を学んだ時の体験談を少しお伝えします。
私は何度もネイティブ講師から発音を学んでいます。
親切なところだと、発音を練習する前に口の中の動きがわかる映像やイラストを見ます。
そして、発音練習に入ります。
そのあと何が起こるか?
先生が正しい発音をしてくれます。
そして、私がそれを真似して発音します。
私の発音が間違っていると、先生はもう一度正しい発音を繰り返し言ってくれます。
そして、私が発音。
間違っていると、先生がもう一度正しい発音を繰り返します。
私:間違った発音
先生:正しい発音
私:がんばって、発音(だけど間違っている)
先生:もう一度、正しい発音
私:なんとか似せようと、発音(だけど間違っている)
先生:再度、正しい発音
これが延々と繰り返され、押し問答が続きます。
なんとか先生の発音に似せようと頑張りますが、口の動きか発声かどこをどう直せばよいかわかりません。焦ります。そして、先生に何度も同じ発音をさせていることにも焦ります(汗)
だけど、この時ネイティブ講師からの具体的なアドバイスが無いことが多く、この押し問答が発生してしまいます。そして正しい発音のコツさえ掴むこともできず、授業が終わってしまったことがたくさんありました。
アドバイスをくれなかったネイティブ講師が悪いと言っている訳ではありません。
例えば、逆の立場で考えてみましょう。
日本語の「あんぱん」と「大安吉日(たいあんきちじつ)」を言ってみてください。
どちらの単語にも、「あ」の発音が入っています。
よく聞いてみると「あんぱん」の「あ」の発音と「大安吉日」の「あ」の発音は微妙に違っています。
「あんぱん」の「あ」の発音は、はっきりした「あ」に聞こえます。
「大安吉日」の「あ」は、ぼんやりした「あ」の音です。
このふたつの発音の違いを説明してくださいと言われたら、どう説明しますか?
口の開け方、発声の違いをどう伝えればよいのか。
私も考えてみましたが、どう説明すればよいかわかりません。
日本人なので正しい発音はできるのに、説明できません。
ネイティブ講師も同じだと思います。
生まれてから自然にできてしまった発音を説明するのは、難しいのだと思います。
私の経験から言うと、私みたいに人のものまねが上手じゃない人は、日本語と英語の口の動きの違いをよく理解している日本人講師に学ぶ方が早く発音のコツを掴めると思います。
英語教室イングリッシュタイムズでは、長年発音に苦労した純日本人で純福井人の私が、一発で正しい発音ができるよう指導しています!