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高校生の「英単語が覚えられない!」を解決しよう。


高校生は、教科書に載ってる英単語だけでは大学入試に対応できません。

そのため、英単語本で単語を覚えていくわけですが、この「英単語の暗記」でみなさん直面する大きな問題があります。

それは、「英単語が覚えられない!」問題です。

 

私がこのフレーズを高校生から聞くたび、確認していること。

それは、「なかなか頭に英単語が入ってこない」という意味なのか、はたまた「英単語の勉強が続けられない」という意味で言っているかです。

 

ほとんどの場合は、後者。

「英単語の勉強が続けられない」です。

特に英語が苦手な高校生は、英単語本になかなか手が伸びません。

 

なぜ「英単語の勉強は続かない」のか?

暗記作業が続かない理由は2つあります。

 

ひとつは、英単語の暗記」はとっても地味で単調な作業だからです。

単調な作業はだれでも飽きます。これは人間のサガです。

 

ふたつめは、「英単語の暗記」は自習ということ。 

学校や塾でテストがあるといっても、暗記作業は孤独に自習です。

”自習=サボってしまう” という点です。

 

 つまり、

「英単語が覚えられない」問題は、

“暗記作業=飽きる”

→ "自習=サボる” 

で、できています。

 

そして、自習なのでサボっても誰にも叱られません。

そして、誰にも迷惑も掛けてません。

そしてどんどん自分に甘くなってなかなか暗記作業が進みません。

そして、入試日を迎えることになり、最終的に自分に大迷惑をかけることになります。

そうならないためにも、「英単語の暗記」を継続させなければなりません。 

 

それでは、

単語の暗記を継続させる秘訣は何か?

 

それは、

単語の暗記は、

飽きるまでやらない!

1分単位で暗記の時間を作れ。

です。

 

単語の勉強の良いところは、すぐ始められていつでも終われるところです。

数学の問題や英語の長文などはやり始めてしまうと途中でなかなか終われませんが、単語本の勉強は1分あれば出来てしまいます。

1分あれば、5~10個の単語を確認出来ます。

 

例えば、1日に1分のスキマ時間が5回あれば、5分を単語の勉強に確保できます。すると、1日に25~50個の単語を確認できます。

 

これを1週間続けると・・、

175~350個。

1か月続けると、

750個~1500語。

 

1日5分だけなのに、1か月で 750~1500個の単語が学習できます。

 

単語の暗記は作業に飽きないように、

超短時間を積み重ねて勉強です!!

 

スキマ時間の王道は、電車やバスでの通学時間、始業時間が始まる前、休み時間などですね。

 

家では、お母さんの「ごはんできたよ」の合図から食卓にご飯が並べられるまでの数分。テレビのCM時間。他の勉強の合間。寝る前にちょこっと。

 

学校にいる時のスキマ時間は、「友だち」と言う魔物がいます。

 

休み時間は友達と話をしてても、チャイムが鳴って先生が教室に到着するまでの1分。

友達がトイレに行ってる3分。

友達と一緒に帰ろうとする時、友達が来ない・遅いなどの待ち時間。

 

単語の勉強は1分でもできるので、すべて「単語暗記タイム」にできます。

 

これまで「単語学習は億劫だなー。」と思っていた人も、「単語学習は1分からできる」ので早速はじめてみましょう。

 

休日のお出かけ時間も、スキマ時間は発生します。

親に買い物を付き合わされた時などは大チャンス!! 

友だちと遊びに出掛けた時は、

友達が来るまでの待ち合わせ時間や友達と別れて家に帰るまでの時間で単語学習をしてみましょう。

 

スキマ時間で単語の暗記を始めると、

1日のあいだに何回もスキマ時間がある事に気づきますよ。

 

単語本の勉強が続かない人は、

1日1分でいいので、単語本を開くことから始めましょう。

 

毎日単語本に手が伸ばせるようになると、不思議な事に知らず知らずのうちに単語の勉強時間が少しずつ増えていきます。

これまで単語学習が進まなかった人は、まず1日1分単語本を開いて単語を眺めることから始めましょう。

 

単語本の暗記の攻略は?

①超短時間から始める

②スキマ時間を超活用

 

最後に大事なことは・・・、

スキマ時間はいつ発生するかわからないので、単語本はいかなる時でも持ち歩くようにしましょう。

 

今日はスキマ時間はないだろう・・と思った日に限って、結構スキマ時間は発生するものですから。。

皆さんの「英単語学習」の健闘を祈ります!!