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「音の変化」を知らないと、リスニング力は伸びない!


「リスニングができない理由」について、以前のブログで2つの理由をお話しました。

ひとつめは、①単語の発音を勘違いしている。

ふたつめは、②「音の変化」に気付けていない

でした。これらの理由で聞き取れていない可能性があるのですが、今回は②の「音の変化」についてお話ししたいと思います。

 

英単語の発音は、英文に組み込まれると(=話し言葉になると)音が変化します。

例えば、” an orange " は、単語をひとつずつ発音すると「アン・オーリンジ」ですが、話し言葉で文章の中で読まれると、「アノーリンジ」と1語のような発音になります。

これが「音の変化」です。

 

この「音の変化」は話されるスピードが速くなると起こると思っていませんか?

これは遅く読まれた場合も必ず起こる「音の変化」なのです。

 

「音の変化」の例を少しだけ紹介すると、

 

" an orange " = 「アン・オーリンジ」→「アノーリンジ」

" a  lot  of  "   = 「ア・ロット・オブ」→「アララブ」

" tell  her "  = 「テル・ハー」→「テラー」

 

音の変化により、2~3語の単語が一つの英単語のように聞こえます。

ですから、この「音の変化」を知らないと、音が変化していることに気づかず聞き取れない状況が起こります。

リスニングができない人は、この「音の変化」を知ることが大切です。

 

この「音の変化」は、やみくもに起こっているわけではありません。

どういった場合にどう音が変化するかルールがあり、また音の変化にはいろいろなパターンがあります。

 

英語教室イングリッシュタイムズでは、この「音の変化」をひとつひとつ丁寧に学んでいき、あなたのリスニング力をぐんぐん伸ばしていきます。またネイティブのような発音も習得していきます。